「これからの女子とプログラミング」@大妻中学高等学校いってきたよ

2020年小学校プログラミング教育が必修化。
中学は2021年〜、高校は2022年〜それぞれ学習指導要領が改定され、
プログラミングが授業に入って来ます。
私は小学校プログラミング教育必修化のNPOに勤めているので、
小学校での授業の様子はもちろんのこと、中高のイベントを開催・拝見したりしています。
そんな中で、小学校段階ではプログラミング教育は男女差もなく
全員が楽しそうにしていますが、中高になると一気にプログラミング=男子がするもの
になってしまっています。
そんな中、今日は業務時間内でしたが(笑)
プログラミング×女子のイベントにいってきました!!ので
イベントレポートかきます!
概要
83歳のiPhoneアプリ開発者の若宮さん、教育ライターで凄腕の神谷さんは知り合いで、昨年本業でお会いした加藤先生が主催側でした。
タイムテーブル
14:30 講演「これからの女性のものづくり、プログラミング」若宮正子 氏(エンジニア)
15:00 講演「これからの女子、私学の教育について」成島由美 氏(大妻中学校・高等学校校長)
15:15 講演「ORみらい入試、プログラミング教育について」真下峯子 氏(大妻嵐山中学校・高等学校校長)
15:40 講演「プログラミングの教育の現場/会場の女子中高生と保護者の方向け、micro:bit体験」橋爪香織 氏(株式会社チェリービット代表取締役)
16:15 パネルディスカッション「これからの女子とプログラミング」
印象に残ったエピソード
👩🏫私自身が変わったのではなく、世の中が変わった。
時代の変化によって、優秀の定義・有識者委員の定義も変わってくる
昔の銀行員は手先が器用で同じ業務をずっと正確にできるロボットみたいな人が「優秀」と評価されていた。若宮さんはそういうのがとっても苦手で、会社のお荷物だった。
だけど時代が変わり、そういった事務の仕事が機械に変わっていって、
自分は元から得意だったアイデアを提案する仕事についたのよ。
そして、昨年iPhoneアプリのhinadanをリリースしたらCNNに取り上げられ、
あれよあれよと政府の「人生100年時代構想会議」の有識者議員に選ばれた。
なにかの間違いかな?と思って政府の方に聞いてみたそう。
昔は有識者というのは、大学を出て、お偉い企業に勤めた人がなるようなものなのに
自分は高卒なのに、いいんですか、と。
時代の変化によって、優秀の定義・有識者委員の定義も変わってくる
時代が変わるって面白いですね。
👩🏫ある領域の知識があることによって、プログラミングで解決できる。
若宮さんはお雛様の並べ方はわかるけども、これを若いスーパープログラマが開発できるかというとそうではない。
例にあげていたのはIchigo Jamを使ってイノシシを捕獲するプログラムを書いたおじちゃん。
その方はプログラムをごりごり書ける人ではなかったけれども
課題の解決をするためにプログラミングをした。
このように、身の回りの課題を理解している人がプログラミングをして周りをHAPPYにするといいよねと。
若宮さんが開発したhinadanも、プログラミングができるだけの人では開発できない。
👩🏫プログラミングができる女性を増やすには??
-自分たちがロールモデルとなってやれば若い世代はついてくる
-ハードルは高くないよと伝える
-もっと今日のようなイベントをする機会を増やすこと
とのことでした!
まとめ
女子×プログラミング普及活動は沢山の方がやっていて
もっと体系的に
そもそも若い段階でITを好きになるとか、
自分もできるって思ってもらう機会を提供していきないな、と私のモチベーションアップになりました。
そのためには、この活動を多くの女の子たちに知ってもらったり、
実際に体験してもらえる機会を増やすことが重要です。
女性がプログラミングを楽しむ機会を増やすために
講演の機会orイベントでコラボの機会をいただけませんか?
連絡は ivy.sayakaあっとgmail.comまで
最近のコメント